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2024年度 安全衛生推進基本方針

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安全衛生推進基本方針

Ⅰ.方針

災害防止協力会及び会員会社は安全衛生管理体制を確立し、労働災害の防止及び健康の保持増進を図るために自主的な安全衛生管理活動の推進と基本となる作業手順を順守し、「気づき」と声掛けをもって安全で快適な職場環境の確保並びに維持向上を促進する。

Ⅱ.スローガン

急がずあわてずひと呼吸 慣れた作業に油断あり 初心に帰って『ゼロ災害』

Ⅲ.重点目標

1. 死亡災害、重大災害 0件(注1)

2. 公衆災害・トラブル 0件

3. 建設業三大災害 0件(注2)

4. 安全指数 0.10以下(注3)

5. 使用停止等命令(行政処分) 0件

(注1) 重大災害:一時に3人以上の死傷者を伴う労働災害、または、社会的に著しい影響を及ぼす災害

(注2) 建設業三大災害:墜落・転落災害、建設機械・クレーン等災害、崩壊・倒壊災害

(注3) 安全指数:√(度数率×強度率)

Ⅳ.重点施策

1. 会員会社の自主管理能力の強化
2. 安全衛生に関する速やかな情報の提供及び共有化

Ⅴ.実施事項

1. 本部・支部における方針展開のための実施事項

1) 会員会社の自主管理能力の強化
① 労働安全衛生法令等改正に伴う安全衛生教育の展開
② 職長会活動の活性化に対する指導・援助の実施
③ 合同安全衛生巡視の計画的な実施
④ 元請のリスクアセスメントを踏まえた作業手順書の作成・運用の指導
⑤ 優良改善事例の展開と実施への協力
⑥ 過度の重層下請け構造の改善指導
⑦ 建設業三大災害(墜落・転落、建設機械・クレーン等、崩壊・倒壊)防止活動の実施
⑧ 熱中症防止活動の実施と作業環境の整備
⑨ 公衆災害防止活動の実施
⑩ 技能講習・特別教育等有資格者の確保に伴う助成金支給
⑪ 災害事故再発防止検討会の実施
⑫ 過去の災害事例を思い出すことによるリマインド教育の展開
⑬ 職長能力向上教育、職長・安全衛生責任者教育の受講の促進

2) 安全衛生に関する速やかな情報の提供及び共有化
① 災害防止協力会ホームページによる情報の提供
② 会報誌「みどり」の発行による広報活動

2. 会員会社における方針展開のための実施事項

1) 会員会社の自主管理能力の強化

① 安全衛生計画書の策定(自社における計画書)
② 工事安全衛生計画書の策定(請負工事ごとの計画書)
③ 安全衛生教育の推進

  • ・送り出し教育の徹底(最先端作業員までのルールの徹底)
  • ・新規入場時教育の充実
  • ・職長・安責者能力向上教育の実施
  • ・各種資格取得の推進と安全衛生教育の実施・指導(二次下請を含む)
  • ・過去の災害事例を思い出すことによる教育の実施

④ 先取りの安全活動

  • ・「本気の作業手順書」の事前作成と周知
  • ・「本気の作業手順書に基づく作業の実施
  • ・「本気の安全の眼」を活用した災害防止活動
  • ※上記3点の具体的取組みは、2023年11月22日付会長通達「東急建設2023年度下期以降における安全衛生管理重点対策」を参照のこと

    東急建設2023年度下期以降における安全衛生管理重点対策

  • ・外国人労働者の災害防止に有効な安全衛生教育の実施
  • ・翌日作業の手順書有無の確認と無い場合の1シート手順書の作成
  • ・各種打合せ事項・指示事項の最先端作業員まで伝達・実施状況の確認

    (自主パトロール 月2回)

  • ・作業班ごとのグループ現地KY、一人現地KYの実施
  • ・作業計画書および作業手順書を基にした関係者との打合せ(人員配置・立入禁止区画等)並びにそれらの周知・実践・実施
  • ・作業計画および作業手順書変更時の元請報告の実施
  • ・職種や受発注の立場を越えた挨拶と声掛けの実践
  • ・会員各社の作業手順書の見直し・更新(最低1回/年)と社内周知の実施
  • ・適切な保護具の選択と適正使用の徹底(特に墜落制止用器具)
  • ・職長・安全衛生責任者、作業主任者、作業指揮者及び法定資格者の適正配置
  • ・過度の重層下請構造のチェックと改善
2) 安全衛生に関する速やかな情報の提供及び共有

① 元請の発信文書に基づく適切な情報の提供
② 災害防止協力会ホームページ積極的な活用
③ 会報誌「みどり」の活用

以上